トレポン豆知識:ビギナーが押さえておきたいポイントは?

トレポン豆知識:ビギナーが押さえておきたいポイントは?
トレポン豆知識:ビギナーが押さえておきたいポイントは?
 

トレポン豆知識として、ATWを扱う前に知っておきたい要点をまとめた。組み方、バッテリー、ボルトストップ、ホップ調整の順に、つまずきやすい点を解説する。

トレポン豆知識の要点まとめ

  • 上下レシーバーは、力ずくでギリギリ入る固さがベスト
  • バッテリーは、公式推奨の7.4V Lipoが基本
  • ミニTコネクタは、端子の向きと規格に注意
  • 急に動かないときは、ボルトキャッチの上側を押す
  • 保管前は、ホップを最大ホップへ戻す

トレポンにまつわる豆知識!
トレポン初心者が押さえておきたいポイントは?

発売開始からご好評頂いているトレポン「トレポン COLT M4 MK18 MOD1 ATW」。電動ガンやガスブロに比べれば高価ではあるが、本家SYSTEMA PTWをMK18Mod1まで組み上げることを考えると非常にリーズナブルなコンプリートトレポンとなっている。しかもレシーバーやハンドガード、アイアンサイトは実銃メーカーのライセンス取得でリアル刻印入りである。

レシーバーは6061アルミの削り出しで、硬質アルマイト加工が施されている。また、ハンドガードとアイアンサイトは、実銃メーカーのライセンス品だ。トレポン豆知識の前に、まず外装の魅力を押さえておきたい。

入手しやすさや魅力的な仕様が敷居を下げてくれたお陰か、初めてトレポンを触るというプレイヤーからも興味を持って頂けることが多い。その反面、トレポンならではのあるあるに少なからず戸惑いがあるユーザーもいらっしゃるようなので、ここでトレポンを扱うコツや使用・保管の上でのポイントなどを紹介しよう。

ATW トレポン

 

アッパーとロアの組み方・テイクダウンの仕方

トレポンの特徴の1つとして、電動ガンでありながらテイクダウンが出来る事が挙げられる。M4をテイクダウンしてアッパーがパカっと跳ね上げられるのは醍醐味と言える。分解がしやすくメンテナンスやパワー調整がしやすいのがトレポン特有のアドバンテージといえるポイントだ。

トレポン豆知識の最初の項目は、組み方と分解の手順だ。まず、固さの意味を理解しておきたい。固いのは不具合ではなく、性能を出すための設計だ。

 

レシーバーを組む時のトレポン豆知識

レシーバーを組む時のポイント
ATWは新品箱出しではアッパーとロアが別れた状態で手元に届く。試射するためには上下をピボットピン(フロント側)→テイクダウンピン(リア側)の順で組む必要があるが、ピボットピンを留めたあとアッパーとロワーをかなり力を入れてバチン!合わせる。

まず、フロント側のピボットピンを留める。次に、リア側のテイクダウンピンで固定する。この順番を、毎回守りたい。

ATW レシーバー

トレポン豆知識|ストックチューブキャップとシム

はじめてトレポンを触るユーザーでは「入らない!」とすら感じられるかもしれないが、力ずくでギリギリ入るくらいの固さがベストだ。これはチャンバーとシリンダーをストックチューブキャップでどれくらい強く固定できているかの指標となる所。また、テイクダウンピンもすんなりとは入らず、抵抗を感じながら押しこむ、場合によってはプラハンマーなどでピンを軽く叩きながら入れるくらいのものと考えよう。

この固さはストックチューブキャップに入っているシムの枚数で調整できるが、力を入れずに簡単に組みたいとシムの枚数を安易に減らしてしまうと、射撃した際にチャンバーやシリンダーが振動してしまい弾道の乱れに繋がる。

ATW ストックチューブキャップ
▲ORGAから発送するATWはシム枚数の調整を行っており、力を込めれば必ず上下レシーバーが組めるようになっています。入らないと思っても力を込めて頑張ってみてください!
※ストックチューブキャップのシムが噛んでいる場合もありますのでよく確認してから組んでください。

固さの調整役は、キャップ内のシムだ。ただし、シムが噛んでいても固く感じる。そのため、入らないときは、まずキャップ周りを確認したい。

 

トレポン豆知識|テイクダウンとセクターギア

テイクダウンのポイント
固く組み上げるということはテイクダウンの時も力を入れる必要が出てくる。テイクダウンする場合はテイクダウンピン(後ろ側)を抜いた後、マガジンハウジングを膝にのせハンドガードを片手で持ち、逆側の手で思い切りストックチューブを叩くと良いだろう。

それくらい上下のレシーバーが強固に固定された状態であるとトレポンもパフォーマンスが出やすくなる。

膝にのせて叩く方法は、力任せに見える。しかし、固く組んだ分の自然な外し方でもある。なお、プラハンマーを使う場合は、軽く叩く程度にとどめたい。

※ATWの場合、ロワーだけの状態でバッテリーを繋いで空運転させる際、11.1Vのバッテリーを使用するとセクターギアの停止位置が後方になり、アッパーをそのまま組めない場合があります。その際は一度7.4Vのバッテリーで空運転するか、サンギアを指で回すなどして(かなり力がいります)セクターギアの歯がギアボックスから出ていない状態にしてから組むようにしてください。(PTWの場合はオーバーランは発生しません。)

トレポン豆知識として、11.1Vを使う場合の注意も覚えておきたい。まず、ロワーだけで空運転したときの状態を確認したい。そのため、アッパーを組む前に、セクターギアの歯の位置を見ておくと安心だ。

ATW セクターギア

 

バッテリーとバッテリーコネクタ

ATWは公式では7.4VのLipoバッテリー推奨となっている。Lipoバッテリーは瞬間的な取り出し電流が大きく、トレポンの様な瞬発力のいる電動ガンにはうってつけのバッテリーだ。

Lipoバッテリーは、瞬間的に大きな電流を取り出せる。そのため、反応の速さが求められるトレポンに向く。

また、更なるレスポンスやサイクルの向上を目指すなら11.1V Lipoバッテリーも試してもらいたい。こちらは非推奨となるため自己責任とはなるが、セミオートでのキレの良さに格段の差が出る。

※11.1V Lipoバッテリーを使用される際は出力レート20C以下のバッテリーをご利用ください。(メーカー非推奨)
※SYSTEMA PTWに比べATWはFET後方基盤に使用される回路が高電圧に弱くなっているため使用バッテリーが7.4Vとされています。11.1Vでも稼働は可能でレスポンスも良くなりますが、FETが故障などした際は互換性のあるSYSTEMA製のFETへのグレードアップがおススメです。

11.1Vは、公式の推奨外だ。したがって、使う場合は自己責任となる。例えば、FETの不具合が出たときは、システマ製のFETへ交換する選択肢がある。

トレポン豆知識|ミニTコネクタの注意

バッテリーコネクタは2次ロット以降のATWではSYSTEMA PTWと同じミニTコネクターとなっている。こちらは通電の効率が良く高圧の電流に耐えられるコネクタとなっているため、バッテリーもPTW用のものを使用するのがおススメ。

ミニTコネクタは性能は高いが、端子の向きを間違えるとバッテリーの電極が逆で接触してしまう恐れがある。そうなるとFET基盤や場合によってはECU基盤までダメになってしまう可能性があるので、端子の向きは最大限注意してもらいたい。

極性を間違える事故は、バッテリーの組み換え時に起こりやすい。そのため、接続前に端子の向きを必ず見比べたい。特に、予備バッテリーを買い足すときは、コネクタの規格も確認したい。

別途、タミヤコネクタへの付け替えや変換コネクタの利用も可能ではあるが、激しく連射した際などコネクタが過熱する恐れがあるので注意は必要だ。

ATW バッテリーコネクタ

※ミニTコネクタと呼ばれるものは規格が2種類あり、一般のDIYショップなどで売っているコネクタとトレポン用コネクタでは互換性がありません。必ずトレポン用のミニTコネクタをご利用ください。

つまり、見た目が似ていても、互換性があるとは限らない。購入時は、トレポン用と明記された商品を選びたい。

 

ボルトストップ機能

トレポンは東京マルイ次世代電動ガンのようにマガジン内のBB弾を撃ち終わると自動でボルトストップがかかり、マガジンチェンジ後ボルトキャッチ(ボルトリリースボタン)を押すことで再度射撃可能となる機能が備わっている。

次世代電動ガンと同じ動きなので、経験者にはなじみやすい。一方、初めての人は、動作が止まったように感じやすい。

BB弾が空になったことが分かりやすい便利な機能であるが、この一連の操作に慣れていないと急に動かなくなったと焦ってしまうユーザーも多い。

弾切れの合図が分かりやすい点は、メリットでもある。例えば、残弾を数えなくても、撃ち切ったタイミングに気づける。

ボルトキャッチは不意にボタンの下側が装備などで押されてしまうなど思わぬところで動作してしまうことがある。トリガーを引いても急に動かなくなった場合はボルトキャッチの上側を押して確認してみると良いだろう。

※ボルトキャッチはスプリングの強さやマガジン側のボルトストップ作動レバーの強さなど、使用する環境で掛かりやすさに個体差があります。ATWでは空マガジンを抜くとボルトストップが解除される個体もありますが、マガジンチェンジ後はボルトキャッチを押すという動作を習慣づけておくことをオススメします。

ATW ボルトキャッチ

 

ホップ調整

トレポン特有の操作にホップの調整方法がある。トレポンではチャンバーにあるイモネジをマガジンハウジングから調整レンチを使って回すことでホップ量を増減させるが、右回しに締め込むとホップが弱くなり、左回りに緩めるとホップが強くなるようになっている。

ホップを調整する際は一旦イモネジを右に目一杯締め込んでから、徐々に左に緩める→弾道を確認するという手順で調整しよう。

ホップ調整の手順は、全閉にしてから少しずつ緩めるだけだ。つまり、ホップゼロの位置を基準にできる。そのため、毎回同じ位置から調整でき、再現しやすい。

ATW ホップ調整ネジ

トレポン豆知識|ホップ調整ネジの固定と保管

このホップ調整のイモネジはあまりゆるゆるだとゲーム中などに振動で緩んでしまい、ホップの掛かりがどんどん強くなってしまう場合も時たま起こり得る。そのような場合はイモネジにネジ止め剤(ロックタイト243<青>がおススメ)を少し塗布するとしっかり固定されるようになる。

また、ホップ調整ネジを締め込んだ状態(ホップゼロ)はホップアジャスターにテンションが掛かった状態であるため、長時間放置するとアジャスタークッションが潰れ適正な力が掛けられなくなる恐れがある。サバゲーを1日楽しんだあとやメンテナンス等で試射をしたあとはネジを左に緩めた状態(最大ホップ)に戻して保管するようにしよう。

トレポン豆知識として、保管前はネジを左に緩めて最大ホップへ戻す。これだけで、アジャスタークッションの負担を減らせる。なお、試射のあとも同じ扱いが望ましい。

ATW マガジンハウジング

 
このように、トレポンはその高い射撃性能やメンテナンス性の良さを発揮するために独自の機構となっている部分がある。しかしこれらのポイントを押さえておけばサバゲーなどで勝手が分からずに困ることは少なくなるので、是非基本の1つとして覚えておこう。

トレポン豆知識|ATWの基本スペック

ATWは、COLT M4 MK18 MOD1のトレポンだ。開発は、CYBERGUNとARTS AIRSOFTが組んで行った。内部は、システマPTWに準拠している。

項目 内容
モデル COLT M4 MK18 MOD1 ATW
開発 CYBERGUNとARTS AIRSOFT
内部構成 システマPTWに準拠
レシーバー 6061アルミニウムの削り出し、硬質アルマイト加工
ハンドガード Daniel Defenseの正式ライセンス品
アイアンサイト Knight’s Armamentの正式ライセンス品
推奨バッテリー 7.4V Lipo(公式推奨)
バッテリーコネクタ 2次ロット以降はミニTコネクタ

ATWと純正PTWの違い

ORGAの比較記事では、命中精度とレスポンスに大きな差はないとしている。ただし、トリガーの遊びは、ATWのほうが少し大きめだ。

また、FET後方基盤は高電圧に弱い仕様だ。そのため、7.4Vが推奨となっている。11.1Vを使うなら、システマ製FETへの交換を視野に入れたい。

トレポン豆知識|初めての人が戸惑いやすい三つの点

よくある戸惑いは三つある。上下が入らない、急に動かない、弾道が安定しない、の三つだ。それぞれ、固さ、ボルトストップ、ホップのネジが関係している。

そのため、困ったときは、原因を一つずつ切り分けたい。例えば、動かないときは、ボルトキャッチの上側を押してみるとよい。

トレポン豆知識|使う前と使った後のチェック

トレポン豆知識を押さえれば、ATWの性能を引き出しやすくなる。特に、固さの調整とホップの扱いは、弾道に直結する。以下の項目を、使う前後に確認したい。

  • 使う前に、上下レシーバーが固く合うか確認する
  • 使う前に、バッテリーの種類とコネクタの向きを確認する
  • 使用中に動かなくなったら、ボルトキャッチを確認する
  • 使った後は、ホップを最大ホップへ戻す
  • ホップ調整ネジの緩みを点検する

 
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トレポン豆知識に関するよくある質問(Q&A)

Q. トレポンとは何ですか?

テイクダウンできる電動ガンのことだ。システマPTWが代表例で、分解しやすく、メンテナンスやパワー調整がしやすい。

Q. 上下レシーバーが入らないのは故障ですか?

故障ではない。力ずくでギリギリ入る固さがベストだ。ただし、ストックチューブキャップのシムが噛んでいないかは確認したい。

Q. テイクダウンのコツはありますか?

テイクダウンピンを抜き、マガジンハウジングを膝にのせる。そして、ハンドガードを片手で持ち、逆の手でストックチューブを叩く。

Q. ATWに合うバッテリーは何ですか?

公式の推奨は、7.4VのLipoバッテリーだ。一方、11.1Vは非推奨で自己責任となる。使う場合は、出力レート20C以下を選ぶ。

Q. ミニTコネクタで注意することは何ですか?

端子の向きを間違えると、FET基盤やECU基盤まで傷める恐れがある。また、一般のDIY店のコネクタとは互換性がない。

Q. トリガーを引いても動かないときはどうしますか?

ボルトストップがかかっている可能性がある。まず、ボルトキャッチの上側を押して確認する。マガジンチェンジ後は、押す習慣をつけたい。

Q. ホップはどう調整しますか?

調整レンチで、チャンバーのイモネジを回す。右回しで弱く、左回しで強くなる。いったん右に締め込み、徐々に緩めて弾道を確認する。

Q. ホップ調整ネジが緩むときの対策はありますか?

イモネジにネジ止め剤を少し塗布する方法がある。記事では、ロックタイト243の青がおすすめとして紹介されている。

Q. 保管するときの注意点は何ですか?

ネジを左に緩めて、最大ホップに戻して保管する。ホップゼロのまま長時間置くと、アジャスタークッションが潰れる恐れがある。

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